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    返老還童的水(文章+單詞+文法  大放送)

    返老還童的水(文章+單詞+文法 大放送)

    2015-06-25    18'09''

    主播: 桃子奶奶

    17942 1271

    介紹:
    若返りの水 昔々、山のふもとの小さい村に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんの仕事は、炭焼きです。 山の木を切って、炭を焼いて俵につめて、近くの町へ売りに行くのです。 でもおじいさんは、このごろ年をとって、仕事は辛くなりました。 「ああ、腰は曲がるし、目はしょぼしょぼするし、いやになってしもうたなあ」 その日も、おじいさんは炭俵を擔いでヨタヨタと山を降り始めました。 とても暑い日だったので喉がカラカラに渇きました。 ふと見るところ道端に突き出た巖から、きれいな水がチョロチョロところ湧き出ていました。 「こいつは、ありがたい」 おじいさんは、その冷たい水を飲みました。 「ああ、うまかった。なんだか腰がシャント、伸びたようだぞ」 おじいさんは水のおかげで元気が出たのだと思い、深く考えもせずに山を降りて、家へ帰ってきました。 「ばあさんや、帰ったよ」 「おや、早かったですね。おじいさん?!」 おばさんはびっくり。 目をパチパチさせて、おじいさんを見上げました。 いいえ、おじいさんではなく、そこにいたのは、おばあさんがお嫁に來たころ、あのころの若いおじいさんでした。 「私は、夢でも見ているんじゃないでしょうかね」 おじさんも、おばあさんに言われて初めて、自分が若返っていることに気づきました。 「若返りの水というのがあると聞いていたが、それではあれが、その水だったんだな」 おじいさんは巖から湧き出いた、きれいな冷たい水のことをおばあさんに話して聞かせました。 「まあ、そんな結構な水があるんなら、私も行っていただきましょう」 おばあさんはそう言って、次の日さっそく、山へかけて行きました。 おじいさんはおばあさんがさぞかし若くきれいになって、帰って來るだろうと楽しみにして待っていました。 ところが晝になっても、夜になっても、おばあさん初めて帰ってきません。 おじいさんは心配になって、村の人と山へ探しに行きました。 「どこへ行ってしまったんだろうなあ?」 「キツネに化かされて、山奧へ連れて行かれてしまったのとちがうか?」 みんなが話し合っていると、 「オギャー、オギャー」 と、そばの草むらの中から、赤ん坊の泣き聲が聞こえてきました。 おじいさんがが近づいて見ると、おばさんの著物を著た赤ちゃんが、顔を真っ赤にしてなきじゃくっていました。 「ばかだなあ。ばあさんのやつ、飲みすぎて、赤ん坊になってしもうた」 しかたがないので、おじいさんが赤ん坊を抱いて家へ帰りました。