【先祖の霊を海に送り出す「シャーラ船」 島根 隠岐】稲わらや竹で作った船で先祖の霊を海に送り出す、島根県隠岐諸島の伝統(tǒng)行事「シャーラ船送り」が行われ、お盆休みで帰省した人たちが集まって先祖の霊を供養(yǎng)しました。
シャーラ船送りは、島根県隠岐諸島の西ノ島町に明治時代から伝わる送り盆の行事です?!妇懘工魏簸用椁饯蚊膜い郡葋护à椁?、國の無形民俗文化財に指定されています。
16日は、稲わらや竹などで作られた全長5メートルほどの船が、2つの地區(qū)で合わせて3隻用意されました。船には高さが10メートルほどある帆が取り付けられ、「南無阿彌陀仏」と書かれた赤や紫などの色とりどりの紙で飾りつけられています。
船はご詠歌や鐘の音が響くなか、漁船に引かれて出発し、およそ40分かけて港の中をゆっくりと回りました。岸壁にはお盆休みで帰省した家族連れなどが集まり、先祖の霊を供養(yǎng)しました。