◆著者プロフィール
青柳仁子さんは、経営コンサルティング會(huì)社、外資系保険會(huì)社を経て、2007年に中立的な立場(chǎng)のFP事務(wù)所を立ち上げ獨(dú)立。
2010年には女性のための投資スクール「ブルーストーンアカデミー」を設(shè)立されました。
初心者向け投資セミナーを行い、法人?個(gè)人を問わず、資産形成サポートを行われています。
こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。
今日紹介する本は、獨(dú)身女性には是非読んで欲しい一冊(cè)です。
女性の人生には沢山の選択肢があります。
「結(jié)婚」「留學(xué)」「子育て」「仕事」……。
みんな幸せになりたいと願(yuàn)って、夢(mèng)に向かって生きています。
幸せをつかむためには、「自立」が必要ですよね。
自立には、「精神的な自立」と、「経済的な自立」があります。
その両方のバランスがとれていることが大切。
その両方のバランスをとるためにはどうしたらいいのかの道しるべになってくれ
るのが、今日紹介する本です。
青柳さんは、経済的自立へのアドバイスをするプロですが、この本の中では、経済的な自立だけでなく、精神的な自立の手助けもしてくれます。
最近は、『婚活』が流行っていて、結(jié)婚さえすれば幸せ……と思っている女性も多いかと思います。
「結(jié)婚すれば、もうお金のことは心配ない」
「結(jié)婚すれば、夫に頼れる」
そんな考えを持っている女性も……。
でも、そんな考え方は改めて欲しいと青柳さんは強(qiáng)く訴えています。
確かに、結(jié)婚をするということが、経済的に寄りかかるための手段として選ぶとしたら、それはとても悲しいことなんじゃないでしょうか。
それでは健全な関係なんかじゃないと思いませんか。
青柳さんは、女性が自分らしく活き活きと人生を楽しむためには、経済的自立が必要だと仰っています。
なぜ必要かというと、“経済的に自立をしていないと、精神的にも自立をできていない”人が多いからなのだそうです。
「お金がないから一緒に住む」「將來が不安だから結(jié)婚する」、それじゃあ、完全な依存関係になっちゃいますよね。
自立した大人同士が一緒になる、というのが理想的な結(jié)婚ですから。
では、どうやって経済的自立をすればいいのかというところです。
これは、「お金を得る」ということだけでなく、「収入の中でしっかりやり繰りができる」ということです。
たとえ収入が多くても、その範(fàn)囲內(nèi)でやり繰りができなければ自立できているとは言えませんし、収入が少なくても、その中で生計(jì)を立てて貯金をするというやり繰りが出來ているということが大切なのです。
本の中では、まず、「結(jié)婚前に必要な學(xué)び」ということで、実際に結(jié)婚生活に入る前にしなければいけないこと」として、結(jié)婚相手のポイントチェックや、夫婦になる前に話し合うべきことなどを?qū)Wびます。
そしてなによりまずは自分自身のお金の管理をきちんとすること。
一カ月の支出を把握するのが何よりも大切なのだそうです。
「お金の管理が苦手」「どうやってもお金がためられない」そんな人は、ただ使いすぎなだけ。
ほかに理由なんてありません。
一カ月に何にどのくらい使っているのかを書き出すことから始める必要があります。
そうすると、自分の無(wú)駄なお金の使い方が必ず分かるのだそうです。
すると、「収入が少ないから貯金ができない」という言い訳はもう言えません。
「貯める力」をつけることが、「お金の管理ができるようになる」ということだったのです。
そうなってくると、今度は生活の中で不要な支出を削る「節(jié)約する力」が同時(shí)についてきます。
こうしてまず、自分自身を経済的自立ができるようにさせていきます。
次に、將來の伴侶を選ぶときのポイントも書かれています。
結(jié)婚相手の懐事情はどのようにしてチェックしていけばいいのか、ということが項(xiàng)目別になっているので、いまお付き合いをしている人はそのまま、彼に當(dāng)てはめてみてください。
まだそんな人はいないわ、という人は今後、男性と知り合ったときのために覚えておくといいと思います。
本のサブタイトルには、“?幸せを引き寄せるための6つの教え”とあります。
この6つを教えてくれるのは、実は青柳さんだけではないのです。
実はこの本、対談形式となっていて、6つの教えのうち5つがゲストによる教えになっているのです。
そして、そのゲストの豪華なこと!
紹介しますと、「嫁入り前のたしなみ」、この教えは、和泉流宗家?宗家會(huì)理事長(zhǎng)?和泉節(jié)子さん。
「いい出會(huì)い、いい縁を見つけるために」、この教えは、マリッジカウンセラーのこのはなさくやさん。
「上手な子育ての知恵」、この教えは、モデルの山田美加子さん。
「仕事の自立と結(jié)婚観」、この教えは、モデルの沼田さくらさん。
「結(jié)婚前の10か條」、この教えは、四條司家第41代冨代隆彥さんです。
そして、青柳さんからの教えは、「結(jié)婚生活を幸せにするための経済學(xué)」となっています。
どの教えもすぐに役立ち、ときには耳が痛いことをズバズバと言っておられるので、わが身を反省することになるかもしれません。
けれども、誰(shuí)も教えてくれなかったこと、知らなかったことを?qū)Wぶことができます。
この年まで知らなかったとか、分からなかったことに気付かされて、今後の生き方までも変わってしまうかもしれません。
少しだけ、このはなさくやさんの教えを紹介しますね。
「良い出會(huì)いに巡り合うには、自分自身の心のモチベーションを高めることが第一です。他力本願(yuàn)でいい出會(huì)いを見つけるよりも、自己評(píng)価を上げ安定した心をつくることで、いい出會(huì)いとご縁を引き寄せることができます。それには、何かで「自信」をつけ、結(jié)婚前に過去のトラウマを解消する作業(yè)をすることをお?jiǎng)幛幛筏蓼埂?
と本文の中で言っておられます。
自己評(píng)価が低い狀態(tài)でボーイフレンドをつくったり、結(jié)婚したりしても、価値がないままの自分になってしまい、あまりよい縁が築けないのだとか。
自己評(píng)価の低い人は、DVにかかる傾向にあるとまで言っています。
そういう人間関係は修正していく必要があります。
このはなさくやさんは、よい縁を引き寄せるためにはどうすればいいのか、どのように男性とかかわっていくべきなのかを教えてくれます。
このように、各章で、結(jié)婚前の女性にとってとても必要な大切なことを、6人の人生の先輩たちが細(xì)かく、ときに厳しく、ときに優(yōu)しく、ときに慰めて教えてくれています。
青柳さんの章では人生におけるお金のノウハウが書かれているので、結(jié)婚前の女性ばかりでなく、すでに結(jié)婚生活がスタートしている人にも大切なことを?qū)Wぶことができます。
この本を読んで自分の人生に責(zé)任をもって、人のせいにせず、人に依存せず、活き活きと生きていきたいものです。
結(jié)婚生活だけでなく、戀愛や仕事、人生そのものにも生かせるはずです。