私たちは、ひとりひとり、違って生まれてきます。ということは、可能性も、ひとりひとり違うということですね。
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鶴見和子(つるみわずこ)のように、それを財(cái)産だと考えれば、未來が輝き出すような気がします。
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彼女も社會學(xué)者、評論家、歌人、作家……さまざまな可能性を切り開いてきた人です。何よりも七十七歳の時(shí)、脳出血で倒れてからも、懸命に回復(fù)に努め、精力的に仕事を続けた姿。あくまで可能性を追求しようとした彼女に、勇気をもらった方も多いのではないでしょうか。
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お金や物質(zhì)的な財(cái)産は、時(shí)とともに値打ちが変わっていきます。なくなってしまうこともあります。
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でも可能性という財(cái)産は、いつまでも変わらずに存在するものですね。ただひとつだけ、なくしてしまう場合があります。それは、自分自身が捨ててしまうこと……?!杆饯摔悉扦胜ぁ埂饯λ激Δ郡婴恕⑷摔峡赡苄预趣いω?cái)産を捨てているようなものだと思うのです。
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もともとは、平等に與えられていたはずの財(cái)産。それを、大きく生かすのも、なくしてしまうのも、あなた自身だということですね。あきらめない限り、可能性はなくなりはしないのです。